COPPU「Twilight」CD
男勝りでもない、恋愛の唄でもない、ただラップが好きな女の子。正統派の日本語ラップの手法で、普通の女の子の陰の部分をもさらけ出すCOPPU待望のNEW!! 都会の片隅、Twilightの空の下。あなたは何を感じどこへ進みますか? リード・トラックでもある「Slumber=まどろみ」というタイトルで始まる今作。Fragmentの爽快かつ美しいBeatが、情景を描写するCOPPUの言葉を絶妙に彩る。「足跡」「あなたでした。」「サヨナラ永遠」は、現在ライブDJを務める偏見ジローがトラックを担当。「サヨナラ永遠」ではシンプルに響くBeatに、SingerのAYAKAを客演に迎え極上のLoveshitを生み出した。asaがBeatを手がける「Blues In The Dark 3」は、ファーストアルバムに収録された「Blues In The Dark 2」からのシリーズであり、COPPUの新たな一面を引き出した存在感のある曲になっている。Skitを挟み、一人のラッパーとしての意思表明とも言える「PLAY GROUND」や、独自の言葉選びと湧き出す力強さを感じる「ボーダーライン」のメッセージ性は鋭く響き渡る。 男性MCとの客演は、自身のアルバムでは初となる「I feel」。疾走感のあるBeatをICE MINTが担当。互いに切磋琢磨し合う同士、ラッパーANBIASとの対極なスタイルが気持ちよく重なり合う面白さは必聴だ。しかし今作の聴き所はそれだけに留まらない。「MUSIC」ではAIR.EI-ONEによる躍動感のあるBeatに、古くから交友のあったレゲエDJのJ-REXXXとのジャンルレスな掛け合いを見せる。日常の断片を表現しながらも、独創的な感性を重視するリリック。それはラッパーとして、という枠には決して納まることはない。そんな想いを込め、強くも弱くもある人間として前向きに生きる姿勢を提示した、「踏みしめて…」でアルバムは完結する。 -PROFILE- 地道なライブ活動や数々のコンピレーションCDへの参加を経て、2008年にファーストフルアルバム「Story teller」を発売。ごく普通の女の子が一人の正統派なラッパーとして、実力で勝負するという有りそうで無かったスタイルで全国の注目を浴びる。ライブの本数も都内から全国へ、その活動の場を広げていった。2009年に5曲入りミニアルバム「One place」を発売。前作からわずか8ヶ月でリリース。話題性や意外性だけでない、芯のあるアーティストであることを証明。長年行われていたCOPPU主催のイベント「ナガレ」では、RUMI、降神、環ROY、BRON-K、SLACK、EELMAN、asa、CHIYORI、など数々のアーティストが出演。2010年には関西を代表するDJ NAPEYのアルバム「NAP TRAP!」や東京の下町コンピレーションアルバム「錦」に参加。幅広い活躍を続ける中、2011年セカンドフルアルバム「Twilight」の完成。 1.Slumber 2.足跡 3.あなたでした。 4.サヨナラ永遠 (feat. AYAKA from ElephanTRoll) 5.Blues In The Dark 3 6.Skit 7.PLAY GROUND 8.ボーダーライン 9.I feel (feat. ANBIAS) 10.MUSIC (feat. J-REXXX) 11.踏みしめて…