Ryuuta Takaki「Sink into The Midnight」CD
聞けば聞くほど抜け出せない。ここは分厚くて冷たいどこか。 その目で見てきた「人」にフォーカスを当てたRyuuta Takakiの初作がリリース。 人間の内面に潜む「冷たい暴力」を表現した、ミニマルで、現代建築のように佇む美しいビート音楽。人間の感情を血流として蠢く東京という怪物。リアリズムに潜む少しばかりのアブストラクト性が振動と共に鳴り響いている。360度3次元的に音に囲まれるような錯覚。聞けば聞くほど埋もれていく。分厚くて冷たい。ダブや、ヒップホップ、アンビエントやチルウェイヴなど...若くして手にした彼のセンシティヴでフラジャイルな世界が音として産み落とされた。LOW HIGH WHO?が2016年第1弾として放つ、インストゥルメンタルアルバムの強力盤だ。 ■Ryuuta Takaki (リュウタ・タカキ) 1995年生まれ。東京を拠点に活動するビートメーカー。ヒップホップを軸に、アンビエントやエレクトロニカ、チルウェイヴの要素を取り込んだサウンドが特徴であり、時折ダブステップを思わせる非常に重いベースも顔をのぞかせる。。2013年に分解系レコーズ主催の「Out of Dots 2013 -Following Gene-ration-」に当時弱冠18歳で出演を果たし、それを機に渋谷のクラブでビートライヴなどで活躍。LHW?では、映画「アリエル王子と監視人」サントラ、No Gimmick Classics、不可思議/wonderboyなどの作品にリミックスや楽曲を提供している。LASTorderの"Unreal Dialogue"にリミックスで参加。DE DE MOUSE主催レーベル:not recordsからリリースされたPhownix and the Flower Girlとも共作。Ryuei Kotoge「undo,redo.Remixes」に参加するなど、ビートメーカーシーンにおいても認知され、評価を受けている。その他、視覚芸術作品も手がけており、Soundcloudにアップロードされた音源のサムネイル画像などで彼の制作したアートワークを目にすることができる。一年間ライブ活動を休止し、制作に専念。満を持して2016年にファーストアルバムを発表する。 01. Apathy 02. Explosion 03. Alphaville 04. Stellar 05. Butterfly (Slave of Beast) 06. Pain 07. Lamp 08. Overdose 09. Inside Violence 10. Ghost and Sensual Drink 11. Reddish Blue 12. Debris of Unconscious 13. Bullet 14. Rise