大石始「THE VOICE OF TRIBES」MIX CD

型番 BSMX-055
販売価格 1,650円(税込)
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MIX CD


東〜東南アジア周遊、その地面から沸き立つサイケデリア&グルーヴを聴け!

本作を再生すると広がる世界はこうだ、東南〜東アジアの地面にへばりついた音楽を中心にしながらも、そのサイケデリアとグルーヴで描く景色には、遠く、アフリカや南米のサウンドが“見え”てくる。その周りにはロンドンのストリート、ジャマイカのゲットーで生まれたダブの残響がこだまする。国境や文化や言語の違いといった、既成概念を強化する遠近法を楽々と壊すのは、グルーヴやメロディそして、“間”も含めた音楽の力だ。僕らはその前にあっては、どこにいても僕らであり、そしてどこの誰にでもなりうる。だからこそ、この音は面白いのだ。

ライターとしての大石始の、ここ数年のワークと言えば、いま僕らが住むこの地面=日本と呼ばれる地域と、その周辺、東〜東南アジアの地面から聴こえる音楽の、時代をも飛び越えるシームレスな繋がりをより深い探求だ。祭や大衆芸能(彼が追い求めるのは“伝統”芸能とはニアイコールなものの気がする)を直にフィールドワークし、現在のポップ・ミュージックやダンス・ミュージックをも視野に入れて、縦横無人に“音”の根底に流れる、魅惑の“なにか”を追っている。本作には、そんな無限の大事業を司る感覚のいち部が切り取られていると言えるだろう。本作を“プリミティヴ”だとか、“エキゾチックな”などと、その手の言葉で片付けるのはなんとも残念な感覚だ。これはいまの音である、そしてある種のエキゾチズムの発露ではない。ただ単に相当”ヤバい“音なのだ。

ポスト・ダブステップ、インダストリアル・リヴァイヴァルやワールド・ミュージックの融合などなど、DJカルチャーとインターネット、そしてストリート・カルチャーが持ち込んだ、複雑怪奇なる2010年代のリズムの冒険を経た耳にとって、その音そのものが魅力以外のなにものでもないのだ。そもそも音楽に周縁などないと言わんばかりの説得力でもってこちらに迫ってくる。

本作は JUZU a.k.a MOOCHYによって彼のホームグラウンドである吉祥寺CHEEKYで一発撮りのライヴ・ミックスでレコーディングされた。アートワークは、大石の現在の活動拠点たるB.O.N(旅と祭りの編集プロダクション)のパートナーでもあるケイコ・K・オオイシ撮影の写真を素材に、まさにこのCDと地続きの音楽を生成する集団でもある”くふき”が担当する。東京の武蔵野で、ミャンマーの空を見ながら、韓国の空を見ながら、コロンビアの空を見ながら、この男はこの音を夢想しているのだ。そんなおもしろい試み、同じ時代に生きて、そこに乗らないのはもったいない。(河村祐介/OTOTOY)


■大石始
東京No.1トロピカル・ミュージック・パーティー「TOKYO SABROSO」構成員にして、旅と祭りの編集プロダクション「B.O.N」ライター/エディター。日本を含むアジアのルーツ・グルーヴと熱帯エリアの下世話な大衆音楽を酔いどれ気分でミックスし、フロアを村祭り会場に変えることがテーマ。海外アーティストとの競演も多く、これまでにマフト・サイ、ニコデマス、ディック・エル・デマシアード、ノルテック・コレクティヴらの日本公演に出演。ライター/エディターとしては編著書「大韓ロック探訪記」(2014 年)や著書「関東ラガマフィン」(2010年)、共同監修を手がけた「GLOCAL BEATS」(2011年)、編集を担当した「MANU&CHAO」(2014年)などがあり、共著書は多数。2012年には監修を務めたコンピレーション・アルバム『DISCOVER NEW JAPAN 民謡ニューウェーブ Vol.1』もリリースされた。近年は「日本の祭り〜民謡」と「アジアのアンダーグラウンド・シーン」をテーマに取材を重ねており、2015年には 3.11以降の祭り体験を綴った単著が出版予定。


Recorded by JUZU a.k.a. MOOCHY (NXS / CROSSPOINT)
Live mix at CHEEKY, KICHIJOJI, TOKYO.
Artwork by くふき
Photo by KEIKO K. OISHI (B.O.N)

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