BUDAMUNK「The Awakening」CD
5lack、ISSUGIとのSick Team、mabanuaとのユニットGreen Butter、LAの盟友Joe Stylesとのコラボ、金子巧(cro-magnon)とmimismoothとのジョイント・アルバムのリリース等々、ジャンル/国境の垣根を破るプロジェクトの数々でヒップホップの新たな地平を開拓してきた孤高のビートメーカー/プロデューサーBudaMunkが、その音楽的進(深)化を自身のビートに集約させた待望のオリジナル・ソロ・アルバム『The Awakening』を完成!! 香ばしい"煙"と溶け合い浮かび上がるジャズ/オリエンタル/エキゾチックな”音”のフレイバー、心地よく脈打つグルーヴ、スモーキーに身体を揺らすビート…。数々のプロジェクト/コラボレーションを経て届けられる約1年振りとなるBudaMunkソロ名義でのニューアルバム『The Awakening』は、”和”や”禅”といったキーワードを連想させる映像的で味わい深いスモーキー・メディテーション世界を、インストゥルメンタル・ヒップホップとして昇華させた作品になっている。そう、この作品を耳にした衝撃は、かつてのDJ Krushが歴史的名作『Strictly Turntablized』で完成させたインストゥルメンタル・ヒップホップの世界観を、オリエンタルな地点で昇華させて誕生させた『覚醒』を聴いた時の興奮ともシンクロするようだ!! 08 年のBudaMunky名義での処女作『Wednesday』から、ジャズ、ソウル、ダブ等のルーツ・ミュージックの香りを吸い込んだスモーキーで独創的なビート/グルーヴを生み出してきたBudaMunk。時にMadlibやDillaといった才能になぞらえたりしながら、その才能は早くから世界的な注目を集めてきた。90年代から同時代のヒップホップに影響を受けビートを作り始めたBudaMunkは、"ブーミングなドラムのキックと、際立つスネアからなるビートのスタイル"="Boombap"を自身のビート・スタイルのベースに置き、その進化と深化を実践し数々の名作を生み出してきた。そして、Sick Team、Green Butter、BudaMunk x Takumi Kaneko (cro-magnon) x mimismoothといった、ここ数年の様々なプロジェクトでの経験が、彼の音楽的な広がりを育むと同時に、その"Boombap"スタイルが揺るぎなく独創的なものである事を再確認させる事にも作用し、更にそのビート・メイクを深化させる糧となっていった。そしてここに届けられたニューアルバム『The Awakening』は、BudaMunkのインストゥルメンタル・ヒップホップ・スタイル="Boombap"が更に磨き上げられた音世界が繰り広げられた1枚になっている。 「聞いた人々を自分と向き合い、自分の中の平穏を見つける空間、時空を作り出すもの」とBudaMunk自身が語るこの作品は、ビートメイクと共に生きるBudaMunkからの深く味わいのある11ピースのライフ・ミュージック・ギフトである!! 1 awakening intro 2 Zen Garden 3 Brain Massage 4 Aura Chalice 5 Nightmare Snare 6 Watterfall Meditation 2 7 Purify Your Mind 8 Sun Lotus 9 Mind Message 10 High Tide 11 Phase Shift