RUSTIE「Glass Swords」CD
フライング・ロータス、ハドソン・モホークに続き<Warp>から今年もまた期待すべき超新星が現れた。ラスティ、遂にデビューアルバム発売!! ジェイミー・リデルやケリス、ザ・ビッグ・ピンク、ニッキー・ミナージュ等、手掛けたリミックスは全て話題に!! 「過剰にデジタルが溢れるこの世界に生きることの象徴」-ピッチフォークも大絶賛!! ハドソン・モホークを始めとする多くの優れた才能が集まり、様々なジャンルが交錯するグラスゴーのディープなエレクトロニック・シーン。そんな今最も熱く、濃いシーンの中において一際輝く天才クリエイターといえばこのラスティであろう。「Zig-Zag」,「Bad Science」そしてブリストルのジョーカーとのコラボレーションも話題となった「Play Doe/Tempered」など、今やクラシック作品として評される12インチ作品を数々リリース。その後ジェイミー・リデルやケリス、ビッグ・ピンク、ニッキー・ミナージュらのリミックスを手掛けたのがきっかけとなり、<Warp>からデビューEP「Sunburst」をリリース。この5曲入りEPで、彼の影響を受けたプログレッシヴ・ロックや、16ビットのゲーム音楽、グライムやデトロイト・テクノ等を、未来のレイヴ・ミュージックとして表現してみせた。 空想的なサウンドが鳴り響くこのデビュー・アルバム『Glass Swards』は2年の制作期間を経て完成。アートワークからも連想される通り、壮大かつ異質、魅惑的なシンセ・サウンドと瞑想的なギター・サウンドでアルバムのオープニングを飾るタイトル・トラック「Glass Swords」から始まる。「Flash Back」と「Surph」では、ネオンのように目映いメロディと地面を揺らすようなドラムが襲いかかる。そこからパンチ力抜群のエレクトロニックとスラップベースが、ミッドナイト・スターやラモン・ドジャーといった80年代のファンク・マスターを彷彿とさせる「Hover Traps」へと繋がる。「City Star」では、美しい旋律とグライムの真骨頂である攻撃的サウンドの完璧なバランスを見せ、アルバムからの1stシングルとなる「Ultra Thizz」は、鼓膜を破るかように弾けるスネアのサウンドと絡み合うように配置されたブレイクダウンとで構成され、「Death Mountain」と「Cry Flames」では自由に駆け巡る強烈なフックとそこから一気に地中へと急降下するかのようなドープなサウンドが、スピーカーを再起不能にするほどの破壊力を見せつける。予測不能の展開と、あたたかなテクスチャーの波がアルバム全体を包み込み、方向感覚も平衡感覚もなくしてしまうかのような初めての音楽体験をリスナーに与えるだろう。 01 Glass Swords 02 Flash Back 03 Surph 04 Hover Traps 05 City Star 06 Globes 07 Ultra Thizz 08 Death Mountain 09 Cry Flames 10 After Light 11 Ice Tunnels 12 All Nite 13 Crystal Echo 14 Sea You *Bonus Track for Japan