haruka nakamura「Nujabes PRAY Reflections」CD
Nujabesと共に「Lamp」や「let go」などの名曲を世に残し、没後11年の時を経た夏の終わりに「Reflection Eternal」7インチ・レコードをリリースしたharuka nakamura。Nujabesが紡いだ旋律を辿り、祈りにも似たharuka nakamuraのピアノが物語の続きを奏でる。 音楽家・Nujabesが旅立って10年が経った2020年2月26日。渋谷スクランブル交差点には彼を追悼する映像が全てのスクリーンに映し出され、「Reflection Eternal」など彼の音楽が鳴り響いた。映し出された映像はharuka nakamuraと共作した「Lamp」のMVだった。 そして2021年。 長い時が過ぎても、Nujabesの音楽を希求する世界中のリスナーは増え続けている。激動の世となった中、今も引き継がれているNujabesのレーベル・Hydeout Productionsから「時が止まったままの10年を進めて欲しい」と、没後10年の節目となるトリビュートアルバムの依頼を受けたharuka nakamura。まずは夏に「Reflection Eternal」のMVと7インチ・レコードをリリースし大きな反響を呼んだ。その企画の集大成として、アルバム「Nujabes PRAY Reflections」をいよいよリリースする。Nujabesが紡いだ美しい旋律をharuka nakamuraがピアノやギターを基調に新たな解釈で演奏。二人の音楽が融合し、新たな地平線へと昇華された作品となった。 Final View、Horizon、flowers、Another ReflectionなどNujabesの代表曲やReflection Eternalのワルツ・バージョン、let goのモチーフから生まれたピアノソロなど今作でしか聴くことの出来ない、リスナーにとっては感動的な楽曲が並ぶ。ゲスト・ミュージシャンには田辺玄(orbe)がNujabesの遺品であるフルートやエレキギターを使用し演奏。maika(baobab)が、フィドルや歌などでフォークロアなサウンドを提供しアルバムの世界観を深めている。ジャケットはHydeout Productions「2nd collection」を担当した画家・Cheryl D.McClureに新作の提供を依頼。Nujabesが愛した鎌倉の海岸線のような、印象的な装丁に仕上がっている。また、レアなケースとなるnakamura本人による全曲解説の制作ノートを記したライナーノーツ・ブックレットも封入。写真はMVも撮影したカメラマン・TKC。デザインは気鋭のデザイナー・suzuki takahisaが担当。これまでのNujabes作品スタイルを丁寧にオマージュし、装丁を完成させた。 音楽は時間を旅している。Nujabesが紡いだ美しいメロディー。その旋律を辿り、祈りにも似たharuka nakamuraのピアノが物語の続きを奏でる。これはいわゆるカバー・アルバムではなく、Nujabesのメロディーから想起されたharuka nakamuraの新たな音楽。リフレクションしていく心象風景。そこには今という時を越えた祈りが流れている。僕らはいつまでもそこにある美しいもののなかに彼の存在を確かめることができる。 あなたは花 あなたは川 あなたは虹なのだから 1.Another Reflection 2.Horizon 3.Waltz of Reflection Eternal 4.flowers 5.kumomi 6.Feather 7.latitude 8.Light on the land 9.Final View 10.World’s end Rhapsody 11.Reflection Eternal 12.Let me go