ATOSONE「SUNSHINE MARA」限定生産MIX CD
特典:謎の女 DJ Mrs.P の MIX「SON OF SUNSHINE HOLIDAY」のダウンロードコード(別紙フライヤー)付き!! 限定生産 ATOSONEの最新作は、優雅さと美しさを失わない強靭なブレイクビーツ・ミックス!! あのATOSONEが新しいDJミキサーを手に入れたという。それは、VESTAX PMC-25というロータリー式のものだ。そして、そのミキサーの柔らかく極上のミックス機能を歓喜と共に使い倒して作り上げたのが、このATOSONEの最新ミックスだろう。再生すると流れてくるのは、ジャズ・ロック、ジャズ・ファンク、あるいはソウル・ジャズ、フォーク・ロック……さらにいわゆるライブラリー・ミュージックもある。呼び名はなんでもいいが、重要な点は、ヒップホップ文脈のブレイクビーツやサンプリング・ソースあるいはレアグルーヴが中心に選曲されていることだ。これはちょっとした驚きだった。そして、とにかくビートが鳴りまくっている。 ヒップホップのいわゆる“元ネタ”やブレイクビーツと呼ばれる音楽で構成されたミックスは世の中にゴマンとある。だがしかし、ATOSONEが作り出す作品(それがラップでもアートでも洋服でも、パーティでもそうであるように)が一筋縄でいかないのは、彼のなかにある、退屈なお決まりやセオリーは破壊してやるという性癖が働いているからではないだろうか、と、このミックスを聴いてあらためて強く感じる。そういう排他的な人間がロータリー式のDJミキサーを使うと、こうやって音楽を解体し構築するのか、と興味深い。が、それだけではない。ブレイクビーツがドカドカ鳴り響き、ギターがけたたましい轟音を鳴らし、ピアニストが鍵盤を叩きまくり、ホラー映画のように人が絶叫していても、ATOSONEは選曲と曲順で彼なりのドラマとロマンを貫いているように聴ける。情緒がある。そして優雅さと美しさを失わない。そこに痺れるわけだ。そのお楽しみは特に終盤で味わえる。(二木信) 1.Simon Haseley / Hogan’s Thing 2.Les McCann / Go and Cry 3.Alan Tew / Drama Blackcioth 4.Barry Ungar / Lightly Salted 5.Kerrie Biddell / In Necessity 6.Donovan / Get Thy Bearings 7.Jimmy Gordon And His Jazznpops Band / Walter 8.Sound Studio Orchestra / Tournament 9.Galt MacDermot / Ripped Open by Metal Explosions 10.Travis Biggs / Tibetian Serenity 11.Sammy Nestico / Shore Line Drive 12.Hardys Jet Band / Selected Sound 13.S.S.O / Faded Lady 14.Les Demerle / A Day in the Life 15.Cos / Postaeolian Train Robbery 16.Fred Merret & Friends / Who’s Who 17.Francois De Roubaix / Les Caids 18.Lupin The 3rd / Lupin 19.Jacob Collier / Close to You 20.Sun / Time is Passing 21.Maleditus Sound / Criminal Theme 22.The Phoenix Authority / Come Together 23.Johnny Harris / Light My Fire 24.Wet Willie / Beggar Song 24.COLORS / BLACK PUMAS 25.1974-WAY HOME- MONDO GROSS