なのるなもない「melhentrips」CD
彼らはヒップホップという枠にはまる事を拒んだ。。。いや正確には大量に溢れ出る自由な表現方法やアイデアがジャンルという枠に収まりきれなくなった。その結果、ヒップホップは無論、ロック、エレクトロ、パンク、etc、ありとあらゆるジャンルのイベントから出演のオファーが殺到し様々な客層から支持を獲得したのだ。降神の登場がヒップホップシーンに大きな衝撃を与える事は予測できた。しかし、その衝撃の波紋がジャンルの枠を軽く飛び越えますます広がり続けるとは。。。 降神のセカンドアルバム"望" から約1年半振り。まずはナノルナモナイが2005年のテンプルATSリリースの口火を切る。 "僕らがNOと言う日が来たよ。ならば今日という日を祝おう"。色気におびた良く通る低い声。トラックに寄り添い歌うように、時には囁きかける様に現実とメルヘンの挟間をスムーズに泳いで行くリリック。ソロであっても降神の1st、2ndアルバムの延長線上にある世界観と、それを最大限に引き出す驚異のクオリティのトラックは何も変わらない。相方の奇才、志人も、無論数曲参加。もう一度言おう。。。ナノルナモナイは絶対来ている!つまり、更なる活躍が既に保証されていると言う事だ。。。 【なのるなもない】 90年代後半からMCを初め、ライブ活動を続け、アンダーグラウンドシーンで確認されてきた。 フリースタイルにも定評があり、数々のMCバトル、ポエトリーリディング大会に参加、その名を轟かす。アンダーグラウンドで最も注目を浴びる異能集団テンプルATS、そのメンバーであるMCの一人。志人とナノルナモナイのユニット "降神" での活動は有名な話。04年リリースのセカンド、ファースト完全版が全国流通でリリースされるやいなや瞬く間に様々なジャンルのリスナーの間で反響を呼び爆発的なセールスを記録。1年以上経過した今でも毎月大量のバックオーダーが殺到中。彼の特徴である、一度聞くと耳から離れない口ずさみたくなる気持ちの良いフロー。彼らのオリジナリティに溢れたサウンドアプローチと、常に新しく進化するヒップホップサウンドが浸透したソロアルバムは、ヒップホップリスナーは勿論、他ジャンルにまで影響を及ぼす問題作に仕上がっている。 ■REMIX 05年 HIPHOP ベストディスク賞受賞 01. 月曜日の夢追い人 Lyrics by なのるなもない/Produced by T.CONTSU 02. shermanship Lyrics by なのるなもない/Produced by Yamaan 03. クロスケ feat.DJ SHUN Lyrics by なのるなもない/Produced by onimas/Scratches by DJ SHUN 04. 海月 Lyrics by なのるなもない/Produced by KOR-1/Scratches by KOR-1 05. ぐるぐる Produced by T.CONTSU 06. 許されぬフルーツ feat.YASURI Lyrics by なのるなもない、YASURI/Produced by kazma 07. 夜の太陽 Lyrics by なのるなもない/Produced by O-KI from MSC 08. まわらないで地球 feat.toto from SUIKA Lyrics by なのるなもない、toto/Produced by KOR-1 09. break boy blues feat.志人、L.T.S. Lyrics by なのるなもない、志人、GOCCI、TAD'S A.C、stylus/Produced by tarzan 10. 僕の知る自由 Lyrics by なのるなもない/Produced by onimas 11. まちぼうけ feat.tao Lyrics by なのるなもない、tao/Produced by a.u.m 12. 風の詩 Produced by KOR-1/Scratches by KOR-1 13. Life Traveler Lyrics by なのるなもない/Produced by onimas 14. 旅のピーカブー Lyrics by なのるなもない/Produced by onimas/Chorus by a.u.m & AYAC 15. 帰り道 Lyrics by なのるなもない、志人/Produced by KOR-1/Scratches by DJ 440