Autechre「Move Of Ten X」国内流通250枚12"
国内流通250枚 『Oversteps』の対極で鳴らされるリズミックなビートと不穏なサウンド・スケープ。共通するのは空間の美しさ、新たなプロダクション・デザインへの探究心。『Oversteps』の実験は序章に過ぎなかった!! 先日行なわれた来日公演( 単独公演、タイコクラブ) が好評のオウテカが、3 月にリリースしたアルバム『Oversteps』に続き早くも次なる作品を発表。「キャリア史上、最も美しいダンス・ミュージック」と評され、世界中で大絶賛された前作『Oversteps』はハーモニーとメロディーにフォーカスし、豊かで美しいサウンド・デザインが実現されたアルバムだったが、本作『MoveOf Ten』では“リズム”を強調し、“リズミックなフィーリング”を色濃く反映させたサウンド・スケープが展開されている。注目すべき点はその制作プロセスである。制作初期の段階で作ったトラックのほとんどが『Oversteps』に収録され、その後ライヴ・セット用にリズムとビートを重視した新たなトラックを収録したのが、この『Move OfTen』なのである。同時期とも言える制作プロセスの中で作られ、大きな共通点を持ちながらも異なる大きな個性を持つ2 つの作品。オウテカの2人が新たなサウンド・デザインに向かって次なる探究をスタートさせる。必聴!! ■アートワーク:デザイナーズ・リパブリック SIDE-A 1.Etchogon-S 2.y7 SIDE-B 1.pce freeze 2.8i 2.rew(1)