Kenmochi Hidefumi「Falliccia」CD
Hyde Out Productionsが自信を持って世に送り出す逸材"Kenmochi Hidefumi" ガットギター、ピアノ、パーカッション等の生楽器を操り、バンドでも無く、DJでも無い視点から鮮烈なインストゥルメンタル・ミュージックを展開する新世代アーティスト" Kenmochi Hidefumi "によるHyde Out Productionsからのデビュー・アルバム「Fallicia」が完成。自ら奏でる生演奏と、スピード感溢れるプログラミングが螺旋状に溶け合うサウンドスケープ。それは今まで人々が耳にしてきたいわゆる「クラブミュージック」でもなく「リスニングミュージック」でもない。まさにその両方の魅力を兼ね備えながらもも う一つ上の「次元」を感じさせる新世界!! 幻惑的なエフェクトと空間処理を施されたパーカッションが体内に眠る野生を呼び覚ますように繰り出される野性味溢れるなイントロを待つとバッハの組曲を彷彿させる緻密なスコアが堰を切ったように流れ出す衝撃の「Fallicia」(クラシック化決定!)に始まり、まさに雨の音のような繊細なピアノが神秘的なリフレインを繰り返す「Rain Reverb」、大地の息吹を感じさせるようなタブラと太鼓が絡み合うリズムの上で果てしないやさしさを感じさせる暖かなギターアルペジオと、ピアノのメロディーが心の深くにまで染み入るように流れてゆく「Bush Of Ghost」など、まさにこの時代に生まれるべくして生まれたオーガニックサウンドの名盤! '05年と'06年にリリースされた2枚のCDでのその素晴らしい才能の片鱗を見せつけながらも、この「Fallicia」はそれらを遙かに凌ぐこのの圧倒的な完成度をもって届けられた。彼のギターを中心とした生楽器群と打ち込みの独創的なバランス感覚の中では、時に暖かさと激しさがぶつかり合い、時に切なさと幸福感が混じり合う。音楽のエモーショナルが見事に描き出されたこのアルバムのリリースでこの秋、Kenmochi Hidefumiの名前と音楽は多くの耳に届くだろう。 1.Falliccia 「フォーリシア」 2.Rain Reverb 「レイン・リバーブ」 3.Canopus 「カノープス」 4.Bush Of Ghosts 「ブッシュオブゴースト」 5.Ray 「レイ」 6.Emperor 「エンペラー」 7.Sub-Zero 「サブゼロ」 8.Spirit Lamp 「スピリットランプ」 9.Surging Pathos 「サージング・パトス」 10.Snoflake 「スノーフレーク」 11.Ashra 「アシュラ」