O.N.O「Ougenblick」CD
前作"Signalog"から約5年半振り、3枚目となるスタジオアルバム!! "言葉"から解放された、この国随一の機械音楽コンダクターが躍動する。 2012年5月に発表したTHA BLUE HERBの最新アルバム"TOTAL"では、依然として追随を許さない、圧倒的なオリジナリティをまざまざと鳴らしてみせたO.N.O。2008年発表の前作"Signalog"発表以降、MachineLiveと名付けられた、機械と肉体との有機的な合奏で、全国深夜のダンサー達を踊らせ、昴らせ、トバしまくってきた。スタジオで生まれた音像を、あくまでも実際のライヴの現場で試すという制作方法は今回も変わらず。捨てられ、削られ、叩かれ、磨かれ、いくつもの夜を生き残った音のみがアルバムに選ばれる。 THA BLUE HERBのプロデューサーという、ある意味自身の創造性を"言葉"のために抑制してきた不穏なジャズマン、単身一方通行をかっ飛ばすILLなドラマー、O.N.Oの文字通りの独壇場。暴力性と叙情性、一見相反する要素の両立の地平に見えるのは、狂想か沈静か。ビートジャンキー達よ、この毒は摂りすぎ注意品。 ■O.N.O a.k.a. MachineLive 道無き道を切り開くが如く突進する猛獣のようなドラム達を世に放ち、他の追随を全く寄せ付けない完全オリジナルなビート職人。現在までに"THA BLUE HERB"とソロプロジェクト、合わせて10枚のアルバムを発表し、シーンの中枢を鋭く抉る独自の楽曲群を生み出し続けている。また全国各地のフロアへと照準を当てて最適化され、磨き上げられたライブパフォーマンス"MachineLive"でも精力的に活動。あらゆる音楽と現場から彼の嗅覚によって選び取られたインスピレーションは、その感性とマシンを経て"O.N.Oビーツ"へと昇華される。ミニマリズム、ポリリズムの進化から生み出されたその強力なグルーヴは新たなフィールドへの挑戦をし続ける。 01. FrameStack 02. Strom 03. SketchFlow 04. InduktorBass 05. Strain 06. Affekt 07. Functor 08. Reng 09. DawningLine 10. Farbeyond