Calm presents K.F.「Dusk EP」300枚限定12"
300枚限定 日本が世界に誇るアーティスト、Calmのダンスミュージックプロジェクト。Calm presents K.F名義、7年ぶり待望のリリース。4月発売予定のアルバムからの第1弾先行12インチシングル。POPGROUP Recordingsよりリリース。 300 枚限定レアアイテム!! 180g 高音質重量盤 × 世界最高峰の技術「ハーフスピードカッティング」 これまでに数多くの名曲を生み出してきたCalmをして「過去最高の出来」といわしめた今作。両面共に、最近全面に押し出しているバレアリック感をそのままに、ダンスミュージックとして現場でしっかり機能する作品となっている。今年で15年というキャリアに裏打ちされた、メロディー・グルーヴ・構成力は、どれをとっても圧巻の説得力をもっていて、耳の肥えたCalmファンも納得の1枚だろう。 そして今作は楽曲の完成度の高さに加え、音質への飽くなき探究心の末、ようやくたどり着いたハーフスピードカッティングという世界最高峰の技術を導入し、極めつけは、コスト度外視の180g重量盤でプレスという気合いの入れ様。通常失われがちな密度感、ワイド感、レンジ感を堪能できる現在では本当に希少な12インチに仕上がっている。Calmファンでなくともアナログファンには、是非この音質を体感して欲しい。 -アナログ盤への強いこだわり by Calm- 『時代がどうなろうとも、いまだにアナログ盤への強いこだわりを持っている。家で聴く音楽も、DJ のときもほとんどをアナログ盤でプレイしている。そんな自分がアナログ盤をリリースしなければ話にならない。利益など顧みず、今回もアナログをカットします。 今回チャレンジしたのはハーフスピードカッティングという技術。アメリカのMobile Fidelity Sound Lab というレーベルの専売特許となっている手法で、オリジナルのアナログマスターテープから半分のスピードで再生された音を半分のスピードでカッティングする技術。(詳しくは彼らの技術の説明を探してください。)このレーベルからリカットされるアナログ盤と発売当時のオリジナル盤を聴き比べるととてつもなく大きな違いを感じる。Pink Floyd "Dark Side of the Moon" のワイド感や、Led Zeppelin "2" でのまるでスタジオで聴いてるかのような臨場感は、オリジナル盤では体験することが出来なかった素晴らしさだ。ハーフスピードカッティングの利点としてはワイドレンジ、そして左右の分離感、そして濃密な程の密度感等がある。それはスタジオでミックスダウンされたときの音とほぼ同じ音が聴こえるということだ。 アナログ盤はCD 等に比べて、盤になってみないと最終的な音がわからないと言われるほどマスタリングやカッティングが難しい世界だ。カッティングエンジニアは仕上がる音を予想して音作りをしていく。だからこそ技術と耳を要求される。そんなハーフスピードカッティングを自らの理論で実践するヨーロッパでただ一人のエンジニアを紹介してもらった。それがメトロポリスのマイルスさん。出来上がってきたアセテート盤を聴いて思ったことはずばり「家で最終ミックスした音と全く同じ音がする」ということだった。 今までは楽器のバランスやレンジ感の違い、密度感が薄くなっていたり、高域がきつくなっていたり、また逆に薄くなっていたりと、オリジナルのマスター通りのカッティングに上がってくることはなかった。アナログのカッティングとはそういうものだと思っていたからこそ今回のカッティングは驚きだし、改めてハーフスピードカッティングの素晴らしさを感じとることができた。本人以外はオリジナルがいったいどういった音だったのかを聴き比べすることができないから、この話がどこまで伝わるかはわからないが、とにかく自分のキャリアの中で一番納得がいくカッティングになっていることは間違いない。 レコード会社や、ときにはアーティスト本人でさえ軽視しがちであるCD のマスタリング、アナログのカッティングの重要性を改めて思い知らされ、とても良い勉強になりました。今後の音作りのハードルが益々上がりましたが、目指すべき目標を持てたことに感謝します。次は前よりもっと良く、更に良くをこれからも実践していきます。』 SIDE-A ・Summer Flow SIDE-AA ・Peace of Mind