PLUG「Back On Time」CD
初期スクエアプッシャー好きはマストバイ!! そのトム・ジェンキンソンにも影響を与えた伝説が奇跡の復活!! みんな大好きルーク・ヴァイバートの伝説のドラムンベース・プロジェクト"PLUG (プラグ)"!なんと15年振りの最新作!!?? 2011年のある日。ルーク・ヴァイバートは、<Ninja Tune>にプレゼントしようと、808ドラムマシーンのようなデザインがほどこされたクッションを持ってオフィスを訪ねていた。そこで彼は、 “Date: 1995-1998”、“Title: Plug”と書かれた彼自身一度も聴いたことのないDATテープを偶然発見したことを<Ninja Tune>に伝える・・・ 1996年、<Warp>、<R&S>と並び称される伝説のUKテクノレーベル<Rising High>の傘下<Blue Angel Records>が、当時まだワゴン・クライスト名義でしかリリースのなかったルーク・ヴァイバートが、初めてプラグの名義で発表したのが『Drum 'N' Bass for Papa』。当時、ドラムンベースというジャンルに括られたアルバムは、特定の型にはまったものが多く、その壁を打ち破るような作品はまだ皆無だった。そんな中登場した『Drum 'N' Bass for Papa』はその時代の先を行くサウンドで、ドラムンベースに激変を与えることとなる。フロア仕様に特化した前衛的なジャングルと言えるこのアルバムは、衝撃的なほどの奇抜さで時間をかけながら多くの人の度肝を抜いた。彼のアプローチは同世代のアーティストにショックを与え、数多くのアーティストに多大なる影響を与えた。 ルーク・ヴァイバートからの影響を公言する代表的存在が、スクエアプッシャーことトム・ジェンキンソンである。ここに収録された10トラック(国内盤にはボーナストラック追加収録)は、ガラージのプロトタイプとも言える「Feeling So Special」、狂ったサーカスのイメージをさせる「No Reality」、遊び心たっぷりのタイトルがルークらしさを際立たせる「Come On My Skeleton」、サンプリングネタの使い方から電子音による装飾まで最高にオールドスクールな「Mind Bending」、UKのアーティストがボリウッド映画のサントラを作ったかのような、イギリス風味のユーモアが漂う「A Quick Plug for A New Shot」…それらすべてが古き良きジャングル/ドラムンベース・サウンドを基盤に作られている。「失われた名作」として発見されたにも関わらず、その完成度の高さは、聴く者すべてに新鮮な感覚を与える。90年代に急激な進化を遂げたダンス・ミュージック。一回りしてまた注目を集め始めたドラムンベース。今作は『Back On Time』は、その魅力と進化の過程を解き明かす歴史的重要作になること間違いなしだ。 01 Scar City 02 Feeling So Special 03 Come On My Skeleton 04 No Reality 05 A Quick Plug For A New Slot 06 Mind Bending 07 Back On Time 08 Yes Man 09 Drum N Bass 10 Flight 78 11 Citizen Tinnitus *Bonus Tracks for Japan