環ROY「BREAK BOY」CD
トウキョウリアルライフビート、環ROYついに本音の2ndリリース!! 2000年代ジリジリと細分化を繰り返し、90年代の熱い瞬間はもはや伝説となった日本のヒップホップシーン。一握りのビッグネームと極端なことを繰り返すアンダーグラウンド、しかし、ようやく小さいかもしれないが新しい光が差そうとしている。 2010年、いまのストリートは様々な音楽に溢れている、その時代のビートを駆使して言葉というヒップホップの最大の武器を使って2010年代を切り開くアルバムはリアルな現場を知らなければ作れない。環ROYの2ndとなる『BREAK BOY』にはテクノやハウスさえも消化しながらまさにまだ誰もやっていないオンタイムなヒップホップの提示となっている。 もとはといえばテクノだってハウスだってルーツはヒップホップである、サウンドが最新のものであれ環ROYはスキルで乗りこなしている。リリックも等身大の日常感覚から愛しているからこそのシーンへのメッセージまで彼のラップは時にユーモラスに時にシリアスに語りかけてくる。そしてまたこの世界観や楽曲の空気感はかつてサニーデイ・サービスが、そしてくるりやハナレグミなどロックの持っていた今の東京を生きる世代の空気にほかならない。 それを時代のビートにのせてラップで表現するアーティストがようやくシーンを超えて響かせようとしている。当然ヒップホップフリークには聴いて欲しいが、このアルバムはもっと広い世界でもきっとリアルに響くだろう。もう生まれたころからヒップホップがあった世代にとっては最高にリアルなポップミュージックであるはずだから。 参加クリエイター 口ロロ、PUNPEE、Riow Arai、Olive Oil、 Himuro Yoshiteru、Fragment etc...。 01.晴 track by 環ROY 02.バニシングポイント track by himuro yoshiteru 03.任務遂行 track by conflict 04.J-RAP track by himuro yoshiteru 05.creation track by conflict 06.go! today track by punpee 07.うるせぇ track by 三浦康嗣(口ロロ) 08.六年間 track by Spitters Den 09.BGM track by NEWDEAL 10.innercity blues track by Bun 11.f/r/e/s/h track by riow arai 12.オレノバン track by Olive Oil 13.love deluxe track by Fragment 14.break boy in the dream feat.七尾旅人 track by 三浦康嗣(口ロロ)