DJ DREZ「JAHTA BEAT」CD
06年リリースの名盤シリーズ第1弾!! L.A.シーンのベテランDJによる極上のスピリチュアル・ダウンテンポ・アルバム!! ティーンネイジャーの年頃に、その後の人生全てをかけるだけの情熱や愛情を見つけ出し、特にその熱意を大人になってまで保ち続けるのは極めて稀であるが、DJ Drezは別だった。彼が17歳の時に、初めてターンテーブル・セットをもらった時その情熱に火がつき、ヒップホップを作るという情熱は彼を駆り立てていった。パーティーやナイト・クラブ、カレッジ・ラジオ局でのDJなどの活動を始め、レコード・コレクションでミックステープも作り始め、それが後にデ・ラ・ソウルやKRSワンの前座DJを務めることに繋がっていく。90年代初頭から、DJ ドレッズはオリジナルなスタイルでトラックをカット・アップしていく手法で広く知られ、人気を獲得していく。徐々に成功を積み重ねていく中で、彼はロスアンジェルスのアンダーグラウンド・ミュージックのシーン内で名声を確立し、90年代中盤のロスアンジェルスのヒップホップの興隆期においても彼のキャリア・アップは続き、ロスアンジェルスのアンダーグラウンド・ヒップホップにおける歴史的な共同体 "プロジェクト・ブロウド" にも、初代メンバーの一人として名を残すに至る。 ドレッズは今までの音楽ルーツと今日の革新的なビートを混ぜ合わせることを探求し続けている。ヒップホップやジャズ、ソウルやワールド・ミュージック、ルーツ・レゲエ、レア・グルーブ、極東の音楽など、幅広い音楽のレンジからインスピレーションを引き出している。世界的に評価されているこれまでリリースされてきた多くのミックステープとソロ・プロジェクトにて、そのユニークで独創的な音楽的融合を聴くことができる。彼のヒップホップ・コミュニティーに対する最大の貢献の一つは、ワールド・ミュージックとヒップホップという二つのジャンルの間の架け橋となり、数えきれないほどのアンダーグラウンドとメインストリームのアーティスト達を世界的に広めたことであると言うことができる。 長年に渡りドレッズはソロ・アクトとして、時にハイクーデター (マイカ・ナイン、アブストラクト・ルード、エイシー・アローン) の専属バックDJとしてアメリカやカナダ、中国、台湾、タイ、日本などツアーし続けてきた。他にもブラック・アイド・ピーズやバハマディア、メデューサ、リビング・レジェンズ、ロッキー・ダウーニらとも仕事をしている。 今までにリリースしてきたSay It Loud EPやThe Capture of Sound、Jahta Beat、Moon Bay Sessions EPなどのソロ作品は、それぞれ大きな注目を集め、"The Complete Moon Bay Sessions" ではベテランのジャズ・ピアニストであるマーティー・ウィリアムスと共演を果たしている。 最近のリリースとしては、同じくロスアンジェルス・アンダーグラウンドのMC ザイール・ブラックとの "パノラミック・ユートピア" を発表。他のアーティストのプロデュースやコラボレーションを数多く手掛け、さらに現在は、ジャータ・ビートの続編とも言うべきインド音楽からのバイブレーションに焦点を当てた "イージー・セブン" というタイトルのインストゥルメンタル・アルバムを製作中で、ここでもヒップホップとダウンテンポを融合させた、オリジナルなビートを聴かせてくれるということである。さらにボーカリストのニコを迎えたムーン・ベイ・セッションズ・パート2も製作中。ドレッズの多才さと音楽性の幅の広さは、今後もパイオニアとして一つの時代を築いていくことになるだろう。 01. Intro 02. Voice 03. The Road 04. She's Callin 05. Morocco 06. So Good 07. Universe 08. InI 09. Inner Vision 10. Cinema7 11. Sela 12. After The Rain 13. Time 14. Contact 15. Nya Sky 16. Untitled (bonus track) 17. Untitled (bonus track)