fxl「i」CD
2017年に放たれたFREEZによる渾身のソウルミュージックを北九州の奇才アーティストleeが再構築。 「i」は「哀」ではなく「愛」だ。ましてや人工知能の「AI」ではない、さらけ出す自分自身の「i」だ。そこから見-開く"fxl"の新たなアイディア。 2017 年に放たれた FREEZ による渾身のソウルミュージックを北九州の奇才アーティスト lee が再構築。等身大とは何かを綴った大作たるオリジナルから一転。時にダンサンブルに、時にJAZZ MANと対になったようなインプロビゼーション調に。 彼らしさが込められたREMIX達が陽だまりの方向へと手を引いて導いてくれる。 底にとってつけたような音楽は無く。ロックグラスの氷をじっくり指で回しながら溶かしていく。泉のように湧いてくる閃きを片手に、肩を手に。あのバーカウンターに座って過ごす。部屋で煙草を吸いながら、他愛もない話をする。神社に散歩する途中に寄り道をして川を眺める。気が変わって親不孝に行く。少し位だんまりしても心配しない。ラップ以外は走らない、 電車を1 本遅らせても焦らず歩く。 太宰府の冬は結構寒くて。ストーブの熱気でくもった窓ガラスに lee が吐息をかけては磨き、そんな 1 曲 1 曲のシーンの回想を紡いで行くMIXのような作品に仕上がっている。べランダから眺める空と気は澄んでいる。童話で云う「北風と太陽」のように教えてくれる、BEATSと踊るブレない言霊と2人がそこにいる。 ■FREEZ 福岡天神親不孝通り代表、RAMB CAMP、EL NINO、ILL SLANG BLOW'KER、INGLORIOUS BASTARDS の MC。一生遊んで暮らすための、努力を厭わない男。行動はシンプル、ILLなモノを生みだす。201 年に惜しくも閉店したMADな奴らの爆心地、CLUB BASEの首謀者。2010年5月、RAMB CAMPのNEW ALBUMをFILE RECORDより発売。30ヶ所以上の 全国ツアーも決行し、各地のHEADSを熱狂させた。ツアーファイナル@BASEでのRAMB CAMP活動停止に伴い、初のソロ活動も開始。EL NINOも再始動。2011年には「ILL FRIENDS/ILL FRIEND」、「INGLORIOUS BASTARDS/INGLORIOUS LP」、「BOOTY'N'FREEZ/O.D.B THE ALBUM」と、イカレタ日本に立て続けにDOPE SHITを投下。2016年5月、カナダ人 PRODUCER:DJ MATTOとの共作「DIGITAL UNDERGROUND」を発表。2017年12月、伝えたい表現を落とし込むことに挑戦した意欲作となった渾身のソウルミュージック「i」を発表。2018年12月Twitterで出会ったトラックメイカーmendocciとの共作「DRUM'N'BASS PROJECT」を発表。溢れ出る悪知恵と創作意欲は、今だ止まる事を知らない。 ■lee 1987年生まれ、福岡県北九州市出身の日本人ビートメイカー/アーティスト。ryuhei asano。福岡とバンコクを拠点に活動し、サンプリング /サウンドコラージュの分野では世界的に名を轟かせている。2014年には未発表音源を含むビート・コレクション・アルバム『hone』や東京の奇才ビートメイカーのArμ-2とのコラボレーション作『TANHA』を発表。有名海外メディア〈ピッチフォーク〉でも高い評価を得ている。 また、インクでのドローイング中心の抽象的な作風によるライヴペインティングや壁画などペインターとして活動し、日本やタイで個展も開催。2016年3月に『ima』をリリース。 01. fxl intro 02. pty ppl 03. music saved my life take2 04. msk yo msm yo take2 05. (u.l.s) 06. my girl 07. one love take2 08. dreams_ 09. gngttd 10. propose take3 11. oka^san 12. tngk take4 13. tngk take3 14. (u.l.s) take2 15. fxl outro