志人 × ON TODA「凹凸凹 -BOKODEKOBOKO- 」CD
平成最後の年と謳われる2018年の締めくくりに超絶DOPEな作品が日の目をみることになった...。昭和から平成の移り変わりをその身でその足で、その目でその耳で、脳で心で体感してきた志人とON TODAの凹凸凹コンビが影の世界から浮世に投げかける光る円盤。それは闘争であり、アジテーションであり、アンビエントな鎮撫とは程遠いマイノリティーからマジョリティーへの前のめりな逆襲である。最早音楽という概念すらBOKODEKOBOKOに撃ち砕く挑戦的楽曲集。この光る円盤を聴いて、「本当の意味での草分け」とは誰なのか再確認して頂きたい。 狂烈な発禁覚悟の問題作「"ズラカリ" 狂暴徒化スト運動"Go Berserk!" -金感情癇癪尺貫法ノ変-」では、降神1st/2nd時期のスタイルを彷彿とさせる志人のフロー/リリック世界はノンストップ怒涛の10分17秒にも及ぶ長編怪作。ON TODAの意図的迷子にさせる摩訶不思議な音像の上で狂暴徒化し怒り狂う志人。こんなぶっ飛んだスタイル待っていました!というリスナーも多いのではなかろうか。 放送コードもなんのその、昭和から平成への移り変わりを体感痛感してきた者のみが伝え得る方法で、世の中をアジりまくる反逆バースの応酬。狂わされたのは誰のせいか?金か?親か?政治家か? 果たして,,,。 人間の感情を数値化し平均化し凸凹をなめし、人間らしく生きることから遠ざけてくる何某に対するBOKODEKOBOKO逆襲音源。10分間、貴方は迷わずに正気を保っていられましょうか? 現代巷で流行り廃れている日本語ラップやJapanese Hip Hopとジャンル分けされている枠組みの中のプレーヤーやヘッズ達にも言葉の向かう先や筆の矛先を改めて考えさせられる一曲なのではなかろうか? 「この軽はずみな狂言も言霊の一つ そのアヤを殺めもっと心の深い処に行くぞ こんな俺を理解してくれる奴なんて居ないだろう 心の底では俺の事を笑ってるんだろう?」 温故知新、もうひとつの幻が日の目をみる。 志人×ON TODA 幻の音源「乙女山公園」では、2003年降神「望〜月を亡くした王様〜」収録当時にお蔵入りした完全未公開音源のアーカイブを実現。2003年の志人と2018年の志人の詩世界がブレンドされて15年越しに思いを遂げた。Masaki Todaの「室内sound」を思い出させる様なON TODAの色褪せることの無い音像の上に2003年当初の志人の肉声が乗れば、次元が歪み出し、15年前の記憶がふと蘇る。 2003年当時のボーカルはonimasの505スタジオでRECされ、2018年のボーカルは志人のスタジオKURAでRECされた。どこか「降神」のMusic is my Dialyを彷彿とさせるビートレスホームレス散文詩。 ON TODA節の炸裂した音源は、意図的迷路に迷いこませる実験的であり挑発的音源の数々。方位磁針も迷子になるレベルである。あらゆるジャンルの音楽家や表現者の観念をことごとく超越するON TODAの戦慄旋律は正に耳からウロコの出る作品です。平成最後の?冬に突如現れた光る円盤、凹凸凹-BOKODEKOBOKO-!! 「さあ 自ら進んではぐれてみましょう」 ※本作品には歌詞カードは付属致しません。凶暴徒化スト運動"Go Berserk!" -金感情癇癪尺貫法ノ変- の歌詞を読みたい方へは、別冊歌本 「さいなら まったいら」の同時注文をお勧めいたします。 1. HITOMISHIRI produced by ON TODA 2. "ズラカリ" 凶暴徒化スト運動 -金感情癇癪尺貫法ノ変- lyrics by 志人/sibitt produced by ON TODA 3. HAKKULI STORM produced by ON TODA 4. 乙女山公園 2003 lyrics by 志人/sibitt produced by ON TODA 5. 近代配列サンバ produced by ON TODA 6. 八角形の蓋 produced by ON TODA 7. 十角形の迷路 produced by ON TODA